クリスマスを前に、KSPの方から高さ210㎝もある大きなクリスマスツリーをいただきました。
糸のように細い紐を指で広げて飾ります。
「2,3歳のお友達には無理かなぁ~」
「同じ作業はすぐ飽きちゃうだろうなぁ」
という保育士の予想は大きくはずれ、「多すぎるから…」と残しておいたオーナメントまでも全て、みんなで付けました。
でも、210㎝のツリーですから、みんなに気付かれないように
保育士がそっと、高いところに移動させていただきました。ごめんね。
「一緒に飾ろっ⁉」
「うん。いいよ。」
一年ほど前、同じころに入園したSちゃんとF君。仲よくお話ししながらつけていました。
Sちゃんの手元をご覧ください。
同じオーナメントを同じ枝に付けています。
ここだけではなく、4か所くらい作りました。
なかなか根気のいる作業です。
出来上がりを、嬉しそうに見ていました。
「Rく~ん。ここに飾ってぇ~。飾りがついてなくて寂しいよぉ~」
と保育士に呼ばれると、飾りをもって駆けつけてくれました。
「ここも。寂しいな!」
お友達の中で一番背の高いR君は、バランスを考えながら飾っていました。
R君と保育士の様子を観察していたK君。
「僕だって、高いところに付けられるよ!」
写真が切れていて残念ですが…わかりますか?
足をピーーーンと伸ばして、つま先立ちになってます。
Sちゃんは、こんな格好でツリーを観察。飾りもつけていました。
「面白いよ!」と、みんなに伝わり・・・こんな状態に・・・。
下から見ると面白いね。よく考えたね。
みんな、よく頑張りました!一生懸命さが伝わりますか?
KSPの皆さんに、みんなでお礼に行きました。
「クリスマスツリーをくださって、ありがとうございました。」
「みんなで飾り付けをしました。」
降園の時、ママに報告するお友達。イルミネーションが光るクリスマスツリーを指さしながら
お友達「ママ~。ぴーぴーぴーさんに、ありがとうしたよ!」
ママ「・・・ぴーぴーぴー・・・?」
通訳者(保育士)「KSPさんのことです。」
クリスマス会の日、F君がパパと登園。
優しく持つ手の中には、こんなにかわいい松ぼっくりのクリスマスツリーが…。
ママと一緒に作ったのだそうです。
「ママね、ちょんちょんして(ボンドを付けて)僕がポンしたの(飾りをつけたの)」と教えてくれました。(パパの通訳あり)
早速、飾るところを探します。サンタさんが見えるようにクリスマス会をするお部屋の窓際を選びました。
飾った後・・・
F君「サンタさん、来るぅ?」
保育士「ツリーを見つけて、きっと来てくれるよ。」
クリスマス会の後、保育士に
「サンタさん来たね」と言いに来てくれました。